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report: TKY2015×銭湯の音を聞こう@尾久ゆ〜ランド(詳細レポート)

 

 

続いてモデレーターの三浦英雄(銭湯ソーシャルデザインフェスティバル)さんの進行で銭湯についてトークセッションです。

4月29日、TKY2015で荒川の銭湯で撮影予定の下手大輔監督と荒川区の銭湯「尾久ゆ~ランド」にてワークショプを開催しました。

 

まずはHappy Tent代表がTKY2015についての説明と、

下手大輔監督を紹介。

「ご近所のぜいたく空間“銭湯”展」などの話をしてくださった文京建築会ユース代表、mosaic designディレクター栗生はるかさん。「コミュニティとしての銭湯を残したい」

訪れたい街づくりの会 オクノテ代表 栗田尚史さん。荒川区で銭湯を経営。「震災の日、準備中に揺れがきて、閉めたほうがいいのかなと迷ったけど外にはもう待っている人がいた。それで開けてみたら、いつも来る人がやっぱり来てくれる。いつもと変わらないふれあいがあった。」というお話が特に印象的でした。

 

下手監督も加わって4人でフリートーク。銭湯の良い面を残しながら、時代に合わせていろんなことを取り入れていくのが肝心…

ワークショップに入る前に、監督から参加者のみなさんに質問「ふだんの銭湯ライフは?」

答えてくださったのはなかなかの強者ぞろいでした。

番台にいるおかあさん、おやじさんの顔を消しゴムハンコに彫って本人にさしあげて

いるという廣瀬十四三(としぞー)さん。全国浴場新聞にコラムも執筆中とか。

十四三さんのハンコに興味のある方は以下にアクセス

HP  http://homepage1.nifty.com/hirose/hanko/

Twitter https://twitter.com/senju1043

ちなみにこれは栗田さん。そっくり。

小杉さんは、掛川の温泉旅館「小杉館」のご子息。

東京でお仕事をしていても

「やっぱりお風呂は足を伸ばして入りたい」

芸人の風呂わく三さん、足立区・港区で銭湯盛り上げ隊という活動も行っているそうで、5月17日には「柴又ウォーク」というイベントを開催。野口寅次郎さん(寅さんのものまね・漫談)と帝釈天を歩き、銭湯の裏側(釜焚き)もみられたイベントだそうです。

わく三さんのブログ http://blog.livedoor.jp/waku3f/

準備する音のスペシャリストのおふたり。

上條慎太郎さん(サウンドエンジニア/プログラマー)

横溝千夏さん(音響家)

下手監督談「映画は音で観る」。

 

さあ、いよいよ音のワークショップです。

まずは説明。

そこからマイクのブームを伸ばして――、

あらゆる場所の音を聴く

ポコポコ、ポコポコ…

時計にのばしてみる。

・・・・・・音のしない時計だった。

「カシャ」シャッター音も聴く。

片手を離して、頭が支点。

ゴクゴクゴク、飲んでる音を聴いてみる。

 

ふだん聴けない音はなんだかちょっと艶っぽい

 

「お―――っ」という歓声。

照れ笑い。

お風呂場の音も聴いてみる。

お風呂コーナー終了。

この後、希望者は音に注意を向けながらお風呂に入りました。

入浴後に談笑。

 

楽しい一日も終り、代表からお礼の挨拶。

会場をお貸しいただいた尾久ゆ~ランドの

加古直さん。

 

ありがとうございました。

主催:Happy Tent

助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

会場協力:尾久ゆ〜ランド

協力:加古直(尾久ゆ〜ランド店長)、栗田尚史(オクノテ代表)、

三浦英雄(銭湯ソーシャルデザインフェスティバル)、齊藤英子(OGU MAG運営)、横溝千夏(音響家)、

上條慎太郎(サウンドエンジニア/プログラマー)、上田謙太郎

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